運命論的なサムシング

あなたは運命を信じますか?

運命があるとして、それは一体どのようなものなのでしょうか。
私の考えでは、運命というのは人生のシナリオのようなものです。
自分の人生を客観的に俯瞰で見ると、生まれてから死ぬまでの一つのストーリーとして捉えることができます。
そのストーリーの進行を決めるシナリオが、いわゆる運命なのです。
ストーリーは現在進行形で上演中なので誰もこの先の展開を知ることはできませんが、既に運命というシナリオによって結末までが確定しているという解釈です。

さて、日々生活していると過去に見たことや聞いたことがきっかけで何か問題が解決したりすることがあると思います。
スティーブ・ジョブズが有名なスピーチで「点と点はいつか線で繋がれる」と表現していましたが、これは運命の伏線回収と考えることができます。
この考えにおいて、日々の生活のあらゆることが伏線となり得ます。
たとえば旅行先で見たちょっとした景色、授業で先生が言っていたこと、観た映画の内容など、これらのすべてが何かしらの伏線となる可能性が大いにあるわけです。

そう考えると、ちょっと面白くないですか?
ちょっと遠回りしているように感じるときでも、そこで体験したことが未来の自分に何かしらの形で影響を与えます。
そして、自分の思考や行動が過去の自分とつながったとき、そこに伏線回収の心地よさがあるのです。

日々の生活にちょっとした面白さを見いだせるので、私はこの考え方が気に入っています。
皆さんはどうでしょうか?