MOVING

こんにちは。久々の投稿です。

これまではパソコンでブログを書いていたのですが、今回は初めて携帯から投稿します。
というのも、私はただいま絶賛移動中。ワイドビューしなの9号の車内からお届けします。

特急列車って、なんかよく分からないけどちょっと贅沢な感じがしますよね。
暇なので、なぜ特急列車が贅沢なのか、ほかの移動手段と比較しながら考えてみようと思います。


では、まずはじめに「移動」の要素を考えてみましょう。
移動するには、時間とコストがかかります。また、移動中にどう感じるか、というのも重要です。
そこで、移動を「時間」「コスト」「快適さ」の3つの要素から見てゆきたいと思います。

さて、学生の長距離移動の手段で最もポピュラーなのは高速バスです。なぜポピュラーなのでしょうか。
一番の要因は「コスト」でしょう。特急列車や新幹線と比べるとその安さが際立ちます。しかし、実際のところは「コスト」だけだと鈍行列車とあまり変わりません。
そこで「時間」「快適さ」を考えてみましょう。

高速バスだとほぼノンストップで目的地まで向かうため、途中で何駅も停まる鈍行列車と比べてかなり早く到着します。
また、乗り換えなども考える必要がないため何も考えずに乗ることができ、その点では「快適さ」があると言えるでしょう。

しかし、高速バスは途中数カ所のサービスエリアに寄る以外は座りっぱなし、景色も見えづらく面白くないと言う人もいます。私がそうです。

その点、車窓を楽しみ立ちたい時には立てる列車は素晴らしい。長距離であれば途中下車などの可能性も広がります。
しかし、どうにも「時間」がかかる。これがどうにもネックになります。

そこを解決するのが、特急列車や新幹線です。鈍行列車の「快適さ」はそのままに、「時間」を大幅に短縮することができます。
その代わりに、「コスト」がかかるんですね。

ここまでのまとめとしては、高速バスが学生に人気なのは全ての要素において中間的な値をとりバランスが良いから、そして特急列車が贅沢なのは「コスト」をかけて「時間」と「快適さ」を得ているから、ということです。

さて、このように考えると何を重視するかによって「最適な移動手段」が変わることがわかります。

例えば、お金はないけど時間はある、という学生は「コスト」重視の鈍行列車が最適だろうし、時間のない社会人などは「時間」重視の移動手段が最適となるでしょう。


ここで議論したのはあくまで「移動手段」に関する話です。実際には移動ルートや誰と移動するかといった要素も含めて考える必要があります。

たまにはいつもと違う道で帰るか、とか、友達みんなでレンタカー借りてワイワイ旅行に行きたいな、とか。
掘り下げて考えればキリがありません。


普段何も考えずにしている「移動」も、詳しく考えると結構深いものですね。
名古屋で書き始めたこの記事ですが、書き終わる頃には中津川に着いてしまいました。
あとは車窓の景色を楽しみたいと思います。
それではまた。