風邪とカラオケに関する考察

風邪をひいた。

最近は朝晩がめっきり冷え込みますね。まだ大丈夫だろうと油断していた矢先、見事に風邪をひいてしまいました。皆さんもお気をつけて。

風邪をひくと活動が制限されるので、暇になりますね。特にそこまで重症じゃない場合。
バイトも、友達と遊ぶ予定も全部キャンセルになります。
集中力がなくなるため、読書や勉強もできません。
できることといえば、音楽を聞き流しながら何かくだらないことでも考えるくらいですね。考えた結果がこの記事です。

さて。
馬鹿は風邪をひかないってよく言いますよね。
皆さん一度はこの言葉に疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
よく考えてみれば、いや、よく考えなくても、馬鹿の方が風邪をひく確率は高いです。なぜなら、私もそうですが、予防をしっかりしないから。
賢い人はひく前から予防線を張っているので、馬鹿と比べれば風邪をひきにくいのは一目瞭然です。

ではなぜ、「馬鹿は風邪をひかない」という言葉があるのでしょうか。

仮説1。馬鹿は風邪をひいても気づかない。
単純明快な理由ですね。馬鹿だから、自分が風邪をひいても気づかない。なので、表向きは風邪をひいていないように見える。
ありそうな話ですが、どうなんでしょうかね。

仮説2。風邪をひいた人の自己弁護。
馬鹿は風邪をひかない。逆に言えば、風邪をひけば馬鹿ではない、ということになります。つまり、この言葉があるだけで、風邪をひいても自分は馬鹿ではないと証拠づけることができるのです。
少々幼稚な考え方ですね。

仮説3。馬鹿にはストレスが少ない。
「病は気から」という言葉もあるように、体の健康と心の健康との間には何かしらの相互関係があります。ストレスはその一例ですね。
賢い人は何かと周囲に気を遣うため、神経質になりがちです。その結果、ストレスをため込み、風邪が誘発される。
しかし馬鹿は何も考えていないため、そもそものストレスを生じづらい。ゆえに風邪もひきにくくなる。
なんか医学的チックで、それっぽいですね。





はい。気になったので、一応ウィキペディアで調べてみました。
結果。仮説1が正しいみたいです。

馬鹿は風邪を引かない(ばかはかぜをひかない)は、日本ことわざの一つ。「馬鹿」と呼ばれる人間の鈍感さを「風邪を引いても、その症状を自覚しないほど」とたとえて言ったもの(Wikipediaより、原文ママ)

つまり本来は、文字通りの意味ではなく、人間の鈍感さを皮肉ったことわざだったんですね。またひとつ賢くなりました。おっと、あんまり賢くなるとまた風邪をひいてしまう。



ところで、さっきからずっと音楽を聴きながら書いているのですが、音楽ってのは手軽に楽しめて良いですね。風邪をひいてしんどいときでも、何かの作業をしながらでも、聞き流して楽しむことができる。
そして、聴いてるとだんだん楽しくなってくるんですね。音楽に合わせて歌いたくなる。でも、風邪をひいていて声を出すだけでものどが痛い。治ったら遊びに行ってパーーっと発散しよう。

カラオケ屋が儲かる。